Brizm 明石スタンダードシングルの使い所について

Brizm 明石スタンダードシングルの使い所について

こんにちは、Brizmのマツヤマです。
発売間もなく多くの方に使って頂き好評も頂いている、Brizm一発目のネクタイ
”明石スタンダードシングル”の使い所など私なりに説明できたらと思います。

もちろん、使い方はそれぞれであり、自由に思うポイントで投じていただくことが一番の正解であり本望でもありますが
あえて、開発サイドとしての意見を参考にしてもらえたらと思い今回記事にさせていただきます!


【明石海峡橋脚付近、水深40m~50mエリア オレンジゼブララメ】

 

■ネクタイ固定位置を使いこなす

明石スタンダードシングル(以下アカスタ)は、ネクタイ固定位置が2つ用意されています。
基本位置と、ナチュラルアクション位置です。この間わずか5mm程度なのですが、この5mmで別のネクタイかと思うほど
アクションが変わります。

5月後半のアフター終了~11月後半ぐらいまでは「基本位置」
12月~冬季~厳冬期の間は「ナチュラル位置」

このセットがおすすめです。

基本位置は非常にハイピッチかつワイドアクションです。
磯周りに隠れている真鯛をプリプリ泳いで引っ張る力を備えています。またマイクロベイトなどを
追いかけるような時期には尚更基本位置でグリグリ追いかけさせてください。
デッドスローに巻いてピッチを抑えてもスイミング姿勢に乱れが出ないよう形状を工夫しているので
あらゆるスピードに対応してくれます。

12月を迎えて水温低下してくると、徐々に食いが悪くなって来たなと思ったら
ナチュラル位置で使用してみてください。
ナチュラル位置では、固定部分とカール位置までの動きが抑制され、カーリー部分が非常に滑らかに泳ぎます
全体的なスイミング幅が基本位置に比べて抑えられてより弱々しくアピールするネクタイとなります。

もちろん一年のあらゆるポイントで、固定位置を変えてみて反応を見るのもいいと思います!
基本位置で反応がない→ネクタイを変える前に固定位置をナチュラルに。これで口を使ったケースも少なく有りませんでした。


■素材の使い分け

アカスタに使っているシリコンシートは、専用に作った0.62mm~0.65mmの比較的厚めのシートです。
ただし、カラーやラメによって、その硬さ変わります。潮の強い時、止まっている時は
シートカラーより、シートの硬さによる反応の違いをたくさん感じました。

標準→オレンジ、スーパーレッド
硬め→オレンジゼブララメ、オレンジゼブラ、ダブルグリーン
少し柔らかめ→ブラック、スーパーオレンジ

好きなカラーを使うことは大前提ですが、底潮が効いてたり、2枚潮、浮きまくった鯛などは
是非硬めのオレンジゼブララメを使ってみてください。
逆に潮が止まって繊細に狙っていく時は、オレンジ、ブラックなども釣果に繋がる選択になるのではないでしょうか。


【明石海峡東側 水深85mベタ底から8m追わせて オレンジ

以上、アカスタならでは特徴に合わせた使い分けになります。
ただしあくまでもタイラバエキスパートである皆様の素晴らしい知識と経験が一番だと思いますので、是非その中でアカスタが活きるタイミングを探っていただけますと幸いです!

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